ENGINE EYE 阿部嘉昭のブログ

メモ12

 
 
12
 
きれいなひとのまえをすぎゆく
それだけでこちらもきれいになる
しんくろするわずかなさみしさ
まことではちぎらないとおもいつつ
いちゑがいちゑのなかみをゆらす
 
 

2018年02月14日 日記 トラックバック(0) コメント(0)

メモ11

 
 
11
 
みぞれがかわきかるくなるあいだ
否むひとみが蕾のようにみえること
白のみのしじまにておもいだした
あなたが浪うつ木と木をぬけてゆき
うしろすがたも焼け跡となること
 
 

2018年02月13日 日記 トラックバック(0) コメント(0)

メモ10

 
 
10
 
あきらめたほうがうまく話せる
枯葉のようにかるくかなしく
かおを尻尾にかえてゆらすのだ
やがて犬のまえのつねとして
みえなくなる夕陽だと語り
薄明のあぶらへと去ってゆく
 
 

2018年02月12日 日記 トラックバック(0) コメント(0)

メモ9

 
 

 
えんぽうのわずかあかるんでいる
空の底をみあげるような冒涜を
なぜ女性的なものへおこなうのか
視に牽かれるままくずれてゆく
音とつうじる絮がはなれるのみで
きえごとのやわらかさものみな
みてはならぬ施術中にあるだろう
 
 

2018年02月10日 日記 トラックバック(0) コメント(0)

メモ8

 
 

 
きれいな星置からきれいな銭函へと
なまえの海岸線をたどってみたい
分布をおさえれば層までひびきだす
おびの鍵盤にゆくおもいがあふれ
ここから星の有明、その音もふめる
 
 

2018年02月09日 日記 トラックバック(0) コメント(0)